2024年03月27日 珍しいカイコバイモ カイコバイモ(甲斐小貝母)ユリ科 バイモ属少し足を伸ばし、毎年訪れているところで今年もカイコバイモに会えた。柵の近くに4株くらいあるのだが、あまりに小さく見つからなかったが目が慣れ見えだした。下向きに咲く花の中を見たいのだが残念レアな早春期植物で自生地も限られ、盗掘などで数を減らしているそうだ
2024年03月23日 カタクリ賑やかに カタクリ(片栗)ユリ科 カタクリ属サクラの開花が近づくころ、春の陽光を浴びてカタクリが盛りを迎え群生地の斜面が明るいピンクで彩られ見事だ。早春期植物の代表でまさしく春の妖精の名にふさわしい。昔は球根から片栗粉を採ったり、若葉を茹で山菜とし食されたそうで、多く自生していたことが伺える
2024年03月21日 スミレの2番手タチツボスミレ タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科 スミレ属タチツボスミレがあちこちで咲き始めた。身近に見られるスミレで茎が立上がるり庭(坪)にはえるスミレの意味だそうだ。全国どこにでも生え普通に見られ、スミレ総称にも使われる場合があるが、スミレという標準和名のを持つ種も存在する。生える場所を間違えると雑草扱いになる。
2024年03月20日 セントウソウの繊細な花 セントウソウ(仙洞草)セリ科 セントウソウ属先日のアズマイチゲと同じ場所にセントウソウも白い小さな花をつけていた。葉はヤブジラミやニンジンに似て一年中生えているが、花期はこの時期のみ花は1ミリ足らずで目立たないがアップしてみると繊細な作りだ。春の早い時期に咲くので「先頭草」とも。日本固有種というのも嬉しい野草だ。
2024年03月19日 春のセンボンヤリは目立たない センボンヤリ(千本槍)キク科 センボンヤリ属カタクリの開花状況の確認に出向いた谷戸の乾燥気味の斜面に小さな白い花が見えた。なんとセンボンヤリの花で、10センチにも満たない小ささにも驚く。秋は50センチにも伸びる閉鎖花が槍のように見え「千本槍」だが、まるで異なる春と秋の姿はこれが同じ名のものとは・・