2023年01月19日 枯れたカラスノゴマ カラスノゴマ(烏の胡麻)アオイ科 カラスノゴマ属黄色い花の一年草だが、仮雄芯が長く突き出て目立つ独特の形が特徴の野草今は立ち枯れ寸前の姿、袋状の果皮が裂開し種子が飛び散ったあとだが一部残っているもの、種子だけがつながり、ぶら下がっているものもある。近年増えているようで、よく目にするようになった。参考:カラスノゴマの花
2023年01月15日 気の毒な名前ヘクソカズラの果期 ヘクソカズラ(屁糞葛)アカネ科 ヘクソカズラ属ヘクソカズラ(屁糞葛)ひどい名前をもらったものだ。葉や茎などを傷つけると悪臭を放すことからの名だそうだが、当初は「屎葛」だったのが「屁」がつきますます気の毒な草と成り果てた。しかし花は美しく早乙女花とかヤイトバナとという別名がある。今は薄茶色の実がいたるところで目につく。鳥は食べるかな?
2022年12月31日 輝く冠毛、ガガイモの種子 ガガイモ(鏡芋)キョウチクトウ科 イケマ属ガガイモはツル性多年草で花期の花もそれなりに美しいが、その後大きめで紡錘形の袋果となり、熟すと割れ白い毛の生えた種子がたくさん顔をだし、順次風にのり落下傘のように飛んでゆくさまは優雅です。名は諸説あるようですが、割れた実の内側の白い毛が鏡のように光り輝くのでカガミイモ(鏡芋)がなまってガガイモ・・・と本年も拙いブログをご覧いただきありがとうございました。お陰さまで通年連日投稿でき、感謝にたえません。どうぞ良いお年をお迎えください 2022/12/31
2022年12月30日 綿の実を観る ワタ(綿)アオイ科 ワタ属畑の脇にワタが植えられていて、白い実ができていた。ハイビスカスに似た美しい花がしぼんで1ケ月くらいで丸い果実ができ、徐々に割れ白いワタが顔をだしこれが花のようにみえるので綿花と呼ばれるようです。この繊維から綿糸が作られる真綿と勘違いされそうですが、こちらは蚕の繭から作られる絹の材料となるそうです。
2022年12月29日 多くの果実が残るヒヨドリジョウゴ ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)ナス科 ナス属ツルで覆いかぶさるように伸び、白い花びらが反り返るように咲いていたが秋が深まるにつれ果実が熟し、赤くつやのある丸い果実がたくさんぶら下がった。野菜のナスと同じ仲間なので美味しそうだが、毒持ちだそうでまだ多く残っているのもうなずけつる。ヒヨドリと名がつくが、野鳥がたべているところは見たことがない。