2022年10月29日 容姿端麗なオオハナワラビ オオハナワラビハナヤスリ科 ハナワラビ属林内で容姿端麗なシダ植物のオオハナワラビが数株まとまって生えていた。夏に枯れる冬緑性で、秋に一つの葉柄から栄養葉とツンと伸びた胞子葉が別れて伸びる。よく似たフユノハナワラビは明るい場所に生え、本種は葉の先がとがり茎や葉柄、葉軸に毛があることで区別できる。
2022年08月29日 蔓性のシダ・カニクサ カニクサ(蟹草)フサシダ科 カニクサ属まるでシダらしくないだが、つる植物のシダで胞子葉の葉の裂片に胞子を作る。陽当りの良い場所を好みツルを伸ばしている。長く伸びるツルは一枚の葉そうでえっと思うが茎は地下にあるそうだこの長いツルで子供がカニを釣って遊んだことからカニクサだそうだ。
2022年06月18日 クモノスシダ クモノスシダ(蜘蛛の巣羊歯)チャセンシダ科 チャセンシダ属トンボ出現の確認にでかけたついでにクモノスシダの様子をみてきた。溶岩と思われる壁面にへばりつくように、数株が着生し健在葉の先端が細長く伸び、先端が着地するとそこから子株をだしてふえるそれを蜘蛛の巣に例えた名で、地味な姿で興味を示す方はそういない
2022年04月30日 ゼンマイが出ていた。 ゼンマイ(薇)ゼンマイ科 ゼンマイ属ワラビと並び山菜として昔から親しまれてきたゼンマイ、摘んで食べるほどは生えないが谷戸や雑木の斜面などで見かける。渦巻状に巻いて顔を出し、ワタで包まれた若い芽が山菜となり、青い葉が広がり始めてからでは遅い。
2022年03月25日 ツクシがつんつん スギナ(杉菜)トクサ科 トクサ属ツクシがツンツンと出始め、春が進んだかんじです。植物なのに緑色がなく、頭の部分は花でもなさっそう、何者?「ツクシ誰の子、スギナの子」シダの仲間のスギナで、その胞子茎なんですね。頭を叩いてやると煙のような胞子がでます。