2022年02月22日 ノキシノブ樹皮に着生 ノキシノブ(軒忍)ウラボシ科 ノキシノブ属シダの仲間といわれてもどこが?ですね。一般のシダと比べ姿や形がまるで異なりピンときませんが、葉の裏をみるとなるほど丸い大きなソーラスが行儀よく並んでいます。人家の軒下や樹の幹に着生し花や実がつかず、胞子で増えます。葉裏にソーラス(胞子嚢)がこちらは葉先が丸いのでヒメノキシノブのようです。
2022年02月10日 コウヤワラビの冬姿(胞子葉) コウヤワラビ(高野蕨)オシダ科 コウヤワラビ属谷戸の水田脇の流れにそってコウヤワラビが生えていて葉は普通のシダだがこれは栄養葉で葉が二形性である。栄養葉と胞子葉の発芽時期は異なり、胞子葉は秋に出て冬のコウヤワラビは枯れてこんな姿となっている。タコの足と勘違いしていたが、最近になりその正体が判明した。
2022年01月31日 幹に付着したシノブ シノブ(忍)シノブ科 シノブ属樹の幹にシダが着生していた。見覚えがあり樹皮上に生育するシノブと分かる。自生とは思うがこの辺りでは初めて出会った。鱗片が一面に生えた太い茎の所々から葉を出していた。古くから観賞用に人気があり、涼し気な葉を茂らせた吊るし玉、風鈴は夏の風物詩ですね
2022年01月17日 端正なヒメカナワラビ ヒメカナワラビ(姫鉄蕨)オシダ科 イノデ属植生擁壁の一角に端正なシダを見つけた。ヒメカナワラビのようだこのあたりではここ以外見たことがないので、当地ではめずらしいつやのある葉は硬めで革質。羽片の基部の前側に耳状突起があり小羽片の先は棘状にとがる。羽片の基部の前側に耳状突起ソーラスは小羽片の中肋寄りにつく葉身は枯れても葉柄は残存するようだ
2022年01月10日 ヤマイタチシダかな ヤマイタチシダ(山鼬羊歯)オシダ科 オシダ属シダの仲間は均整がとれた姿かたちが美しく魅力的ですがいとこ、はとこが多く、細やかな観察が苦手でいつも種の特定になやまされます。イタチシダの仲間は数種ありますが、ヤマイタチシダが個体数も多く、特徴も一致するようです。