2023年02月05日 クサギの冬芽葉痕 クサギ(臭木)シソ科 クサギ属枝や葉に強い臭気があり、和名の由来となっている。冬芽は紅紫色をし枝の先端に頂芽を一つつける。側芽は下側に1~2個の副芽がある。葉痕は隆起し楕円形で、いくつかの維管束痕がU字型にならび馬蹄のようでもあり、入れ歯に見えなくもない。
2023年02月02日 ニワトコの葉痕は誰れに似る ニワトコ(接骨木)スイカズラ科 ニワトコ属他の樹にさきがけニワトコの冬芽が大きくなってきた。その下の葉痕が比較的ととのった顔の形にみえ、冬芽の下をのぞき込み器量よしさんを探す。大きい冬芽の中は花芽と葉芽が一つになっているためニワトコ(接骨木)は骨折治療の湿布剤として用いたのに由来するそうだ。
2023年01月29日 ヌルデの冬芽葉痕は独特 ヌルデ(白膠木)ウルシ科 ウルシ属ヌルデの冬芽は独特で柔らかい綿のようなもの中に隠れて見えないその周りを葉痕(葉の落ちたあと)がU字型に取り囲んでいてその形が動物の顔に見えるものもあり面白い。樹はウルシの仲間で羽状複葉の葉に翼があり、ウルシと区別できる。
2023年01月28日 マンサクの冬芽膨らむ マンサク(満作)マンサク科マンサク属春早く他の樹に先駆け早く咲くので「まず咲く」からマンサクと落葉小高木で自生地ではないが、近くの林内に一本だけ生えていて冬目が大きくなってきた。花芽は鈴がたくさんぶら下がっている感じで葉芽は一つのみツンと天をついている。まもなくだろう開花が楽しみだ。
2023年01月18日 ゴンズイの冬芽と葉痕 ゴンズイ(権萃)ミツバウツギ科 ゴンズイ属ゴンズイの華やかな時期は花期よりも、赤い果実の時期が花が咲いたように目立つ。今は落葉し寒々しい姿だが、本年枝にできる冬芽葉痕を見る維管束痕は8個くらいだが羽状複葉の割には、あまり目立たなく面白みにかけるが冬芽は大きめ、頂芽を裏面から見ると動物の耳に見える。