2023年02月23日 ヤマボウシの冬芽葉痕 ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ属林縁にヤマボウシが生えているのを思い出し冬姿を観察したく出向く目線で見られ、枝先に天を突くように尖った冬芽が新鮮に見えた。2枚の芽鱗の中に見えるのは混芽(花芽と葉芽)で大きめ、その下に小さく三日月型の細長い葉痕があり、芽鱗痕は3つ。枝先は多く賑やか
2023年02月20日 ヤマハンノキの冬芽葉痕 ヤマハンノキ( 山榛の木)カバノキ科 ハンノキ属丘陵地の道脇にヤマハンノキの幼木が生えていた。まだ花を咲かせるまでに成長していないのか雄花の花穂はなく、冬芽だけが成長し始めているようで帽子が大きくなっていた。ハンノキはミドリシジミの食草なんですが、この界隈では見かけないが、おむすび顔の維管束痕(3つ)がなかなかか愛らしい
2023年02月17日 ウワミズザクラの冬芽と落枝痕 ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科 ウワミズザクラ属雑木林の大半の樹々は葉が黄葉し落葉する、いわば休眠状態なのでしょう。来るべき時のため冬芽ができ、その脇に葉痕が見られる。それらを探し歩くのも冬の樹木観察の楽しみ。本種2年枝の冬芽は落枝痕(葉痕ではない)の縁にでき数枚の芽鱗に包まれ角のように見える。大木になれば枝が落枝痕でゴツゴツしている。
2023年02月12日 クズの葉痕、美人探し クズ(葛)マメ科 クズ属クズは秋の七草の一種で万葉集にも詠まれ、古くから親しまれてきたツル植物花期からは想像もできないほど、落葉したツルの葉痕を探すとびっくりするほどの美人に出会える。おおせいな繁殖力でツルを伸ばし樹の上に登ったり、地上を這うが除伐されてしまう、残ったツルの葉痕は楽しめます。
2023年02月11日 ガマズミの冬芽に赤色が ガマズミ(莢蒾)ガマズミ科 ガマズミ属ガマズミの赤い果実は遅くまで残っていたが、今はすっかり葉を落とし裸になった太めの枝に毛が密生し冬芽が成長していた。側芽は対生し頂芽も含め芽鱗の割れ目から赤い素地が見えるのが特徴的で、なにか恐ろしい姿にも見える。葉痕は3個でなんかの顔に見えますか?