野遊びアルバム3

野遊びって「 野に出て、草を摘んだり会食をしたりして遊ぶこと」の意味合いが一般的ですが、ここでは「自然観察」がテーマです。 yahooブログより2019年6月に引っ越してきました。 自然の生き物たちの観察をし、季節の移ろいを感じるがままにピンポケ写真におさめ健康管理ボケ防止のため、拙いブロクを続けていければと思っております。 ブログ開設者:tsuka

カテゴリ: 冬芽葉痕など

ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科 ミズキ属

林縁にヤマボウシが生えているのを思い出し冬姿を観察したく出向く
目線で見られ、枝先に天を突くように尖った冬芽が新鮮に見えた。
2枚の芽鱗の中に見えるのは混芽(花芽と葉芽)で大きめ、その下に
小さく三日月型の細長い葉痕があり、芽鱗痕は3つ。枝先は多く賑やか

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ヤマハンノキ( 山榛の木
カバノキ科 ハンノキ属

丘陵地の道脇にヤマハンノキの幼木が生えていた。まだ花を咲かせるまでに
成長していないのか雄花の花穂はなく、冬芽だけが成長し始めているようで
帽子が大きくなっていた。ハンノキはミドリシジミの食草なんですが、この
界隈では見かけないが、おむすび顔の維管束痕(3つ)がなかなかか愛らしい

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ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科 ウワミズザクラ属

雑木林の大半の樹々は葉が黄葉し落葉する、いわば休眠状態なのでしょう。
来るべき時のため冬芽ができ、その脇に葉痕が見られる。それらを探し歩くのも
冬の樹木観察の楽しみ。本種2年枝の冬芽は落枝痕(葉痕ではない)の縁にでき
数枚の芽鱗に包まれ角のように見える。大木になれば枝が落枝痕でゴツゴツしている。
 
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クズ(葛)
マメ科 クズ属

クズは秋の七草の一種で万葉集にも詠まれ、古くから親しまれてきたツル植物
花期からは想像もできないほど、落葉したツルの葉痕を探すとびっくり
するほどの美人に出会える。おおせいな繁殖力でツルを伸ばし樹の上に
登ったり、地上を這うが除伐されてしまう、残ったツルの葉痕は楽しめます。

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ガマズミ(莢蒾)
ガマズミ科 ガマズミ属

ガマズミの赤い果実は遅くまで残っていたが、今はすっかり葉を落とし
裸になった太めの枝に毛が密生し冬芽が成長していた。側芽は対生し
頂芽も含め芽鱗の割れ目から赤い素地が見えるのが特徴的で、なにか
恐ろしい姿にも見える。葉痕は3個でなんかの顔に見えますか?

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